雌阿寒岳の活動継続と関東での震度3地震
雌阿寒岳の噴火継続と国内の火山・地震動向
雌阿寒岳:活発な火山活動が継続
3月8日に約4か月半ぶりの噴火が観測された北海道の雌阿寒岳では、3月13日以降も「噴火警戒レベル2(火口周辺規制)」が維持されています。ポンマチネシリ火口付近では、火山性地震が断続的に発生しており、山体のごく浅い部分での熱水活動が高い状態にあると推定されます。火口から約500mの範囲では、突発的な噴火に伴う大きな噴石への警戒が引き続き必要です。
桜島・浅間山等の状況
- 桜島(鹿児島県): 依然として「レベル3(入山規制)」が継続しています。13日以降も南岳山頂火口を中心に活動が続いており、爆発的な噴火への備えが求められます。
- 浅間山・草津白根山: いずれも「レベル2(火口周辺規制)」を継続。特に浅間山では火山ガス(二酸化硫黄)の放出量に注意が必要です。
地震:群馬県南部で震度3を観測
3月15日14時06分頃、群馬県南部を震源とするマグニチュード($M$)4.4の地震が発生しました。この地震により、群馬県前橋市や埼玉県熊谷市などで最大震度3を観測したほか、関東の広い範囲で揺れを感じました。震源の深さは約80km。また、18日早朝には十勝沖($M$ 4.1、震度2)や熊本県天草地方でも地震が発生しており、各地で地殻活動の活発化が見られます。
熊被害:山形で子グマ駆除、各地で「目覚め」加速
3月13日、山形県舟形町の住宅街で体長約50cmの子グマが目撃され、猟友会によって駆除されました。山形県内での今年のクマ目撃件数は、3月中旬時点で前年同期の3倍を超えています。
また、北海道内でも旭川市近郊や道東エリアで、冬眠から目覚めたばかりのクマの足跡や姿が連日確認されています。飢餓状態のクマは執着心が強く、ゴミ置き場や倉庫、さらには住宅の物置などへの侵入リスクが高まっているため、自治体は「遭遇の予兆」を逃さないよう呼びかけています。
感染症の脅威:はしかの拡大懸念と鳥インフルエンザ
はしか(麻疹):埼玉県・東京都での感染確認
3月12日の埼玉県での感染確認に続き、3月14日以降、東京都内でも海外渡航歴のある30代の男女などの感染が相次いで判明しました。はしかは空気感染するため、感染力が極めて強く、新幹線や不特定多数が集まる施設での接触による広がりが懸念されています。ワクチンの接種歴の確認が強く推奨されています。
鳥インフルエンザ:北海道での感染拡大
3月12日、北海道旭川市で回収されたハシブトガラスから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。安平町での大規模殺処分に続き、野生動物の間でもウイルスが拡散しています。3月下旬にかけて渡り鳥の移動がピークを迎えるため、養鶏場のみならず一般家庭での野鳥対策も重要度を増しています。